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Moko Hills 2 Pieces Set / モコヒルズ2本セット
『モコヒルズ』はドナルド・ヴァン・デル・ウエストハイゼンがセントラルオタゴのベンディゴで手掛けるワイナリーです。ドナルドはダンスタン湖を見下ろすベンディゴの土地に一目惚れ。そのままバンを停めて泊まり込み、岩の下でモコモコ(ヤモリのマオリ語)を見つけ、その日のうちに「モコヒルズ」と名付けたことが始まりです。
ドナルドは元々は生態系生態学の修士号を持つ研究者で、ニュージーランドおよび南太平洋でエコロジストとして活動した後、ワイン造りに転身した経歴の持ち主。彼のビジョンは、モコヒルズのユニークな自然環境を守り育て、将来の世代へ受け継いでいくこと。ラベルデザインはモコヒルズを象徴する動植物のアート作品です。
大地と動植物へのオマージュ、その土地を投影するワイン『モコヒルズ』の味をお得にお楽しみくださいませ!
1.モコヒルズ シャルドネ/¥7,480
2.モコヒルズ ピノノワール/¥7,480
希望小売価格14,960円→特別価格15%オフで12,716円(税込)[送料無料]
1★.Oraterra Martinborough Chardonnay 2023 / オラテラ マーティンボロー シャルドネ
シャルドネの全房を圧搾し、果汁は澱を含んだまま100%フレンチオーク(400L樽、うち10%新樽)へ。天然酵母による発酵の後、一部の樽では澱を攪拌。樽熟成は12か月で自然なマロラクティック発酵を経て全体を調和させました。清澄も濾過も行わず瓶詰め。
▷ラベル
Moko Hillsのワインには、そのワインの特徴を象徴する生物群を表現したアート作品を添えています。シャルドネのラベルには、ニュージーランド固有種のコーファイが描かれています。コーファイに、ヨーロッパミツバチと在来種のハナバチ2種が寄り添っています。これらの蜂はMoko Hillsに生息する多様な植物の受粉に欠かせない存在です。
「Kōwhai(コーファイ)」はマオリ語で「黄色」を意味し、Moko Hillsで最も標高の高いシャルドネ区画(350〜370m)の名前にもなっています。春になると、この区画を見下ろすように咲くコーファイの樹々が、丘を黄金色に染め上げます。午後の日照を抱き込むこの区画は、粘土質土壌と相まってワインに豊かさと奥行きを与え、さらに標高の高さがエレガンスと緊張感を生み出します。
2★Moko Hills Pinot Noir 2021 / モコヒルズ ピノノワール
収穫したピノノワールを3つの発酵槽に分け、100%全房、70%全房、100%除梗という異なる仕込みを実施。天然酵母で発酵を行い、過度な抽出を避けるために非常に穏やかな醸造を心掛けました。果皮とともに23日間醸し、圧搾後は100%古樽のフレンチオークに移し熟成。自然にマロラクティック発酵を経て、全体を調和させました。最終的にそれぞれの仕込みからMoko Hillsの個性を最もよく表す樽を選抜してブレンド。無清澄・無濾過で瓶詰めしました。
▷ラベル
ピノノワールのラベルには「カワラウ・ゲッコー(ヤモリの一種=モコモコ)」が描かれています。Moko Hillsの魂を象徴する生き物です。夏の盛りには、日差しに温められた片岩の上で日光浴をする姿がよく見られます。さらに、Moko Hillsの斜面に自生するジグザグ状の低木「コロキア」も描かれています。春には小さな芳香のある黄色い花を咲かせ、夏の終わりには黄色からオレンジ色の実をつけます。コロキアの実はモコモコにとって貴重な食料であり、その複雑な枝は安全な隠れ場所を提供しているのです。
【Moko Hills / モコヒルズ】
●大地と動植物へのオマージュ
モコヒルズを投影するワイン
「モコヒルズ」はドナルド・ヴァン・デル・ウエストハイゼンがセントラルオタゴのベンディゴで手掛けるワイナリーです。ドナルドはダンスタン湖を見下ろすこの土地に一目惚れ。そのままバンを停めて泊まり込み、岩の下でモコモコ(ヤモリのマオリ語)を見つけ、その日のうちに「モコヒルズ」と名付けたことが始まりです。
家族経営の40ヘクタールのエステートが、土地固有の動植物に囲まれています。石英や片岩の岩肌に、カヌカやコーファイが寄り添うように自生し、蜂が花から花へと飛び交います。樹々の間には、在来の低木やコケ、菌類が複雑に絡み合い、固有種の住処となっています。日差しに温められた岩の上では、モコモコがコケに姿を隠し、枝の間ではピワカワカ(NZの固有鳥・ファンテイル)が軽やかに舞い、昆虫を捕まえています。Moko Hills のワインは、土地そのものへの敬意と畏敬を込めた表現であり、葡萄が育つ大地、そこに息づく植物・動物たちへのオマージュなのです。
▷ドナルド・ヴァン・デル・ウェストハイゼン
ドナルドは、元々は生態系生態学の修士号を持つ研究者。ニュージーランドおよび南太平洋でエコロジストとして活動した後、ワイン造りに転身。オークランド大学で栽培醸造学を学んでディプロマを取得後、セントラル・オタゴ(Mount Difficulty, Valli, Mount Edward)、オレゴン(Brittan Vineyards)、フランス・ブルゴーニュ(Domaine Christian Clerget)で収穫や醸造経験を重ねてきました。
現在はセントラルオタゴのヴィンヤード・マネジメント会社で栽培責任者としての仕事も持ちつつ、Moko Hills の栽培・醸造を統括。彼のビジョンは、Moko Hills のユニークな自然環境を守り育て、将来の世代へ受け継いでいくことです。ドナルドは、ワイン造りを通じて「この土地」とその生き物たちの物語を伝えることを使命と捉えています。現在、ワインは各キュヴェで140ケース以下の少量生産でクオリティを最重要視しています。ラベルデザインはモコヒルズを象徴する動植物のアート作品です。
今後の気候変化にも備えて適地と判断した区画にて、新たにカベルネフラン、シラー、ガメイの栽培にも着手しています。瓶内二次のスパークリングワインも手掛け、熟成期間に入っています。敷地内に醸造所の建設も見据え、一歩ずつ着実な歩みを進めています。また、ワイン造りのみに留まらず、ドナルドは農業と生態系の統合を目指しています。敷地内で野菜、果樹、養鶏、養蜂を展開し、近隣レストランへ卸すなど地域と結びついた食材生産にも取り組んでいます。将来的にトリュフの生産も念頭に、作物多様性を探求中です。
<土地と生態系>
Moko Hillsの畑は、石英や片岩の岩盤と風化により形成された痩せた岩質土壌、赤褐色~オレンジ色のミネラル豊かな粘土層、排水性の良い砂利・川石層、点在するシルトや砂層が複合的に混ざり合っています。これら複雑な土壌構成が、ワインに複層的なミネラル感とストラクチャーをもたらします。また、310 ~ 370 mの標高差が長い成熟期間を実現し、同一ヴィンテージ内にも風味の幅を与えます。
<栽培・醸造>
畑はサスナブルで、手摘み収穫を基本としています。葡萄の成長サイクルや環境ストレスを尊重しつつ最適な成熟を追求します。醸造は極めてソフトなアプローチを基本とし、自然酵母を用い、最小限の介入でワインを造ります。抽出も穏やかに行い、時間と場所、その年の天候変化をそのままボトルに閉じ込めることを大切にしています。清澄や濾過は行わずテロワールの個性を誠実に表現します。
ドナルドは元々は生態系生態学の修士号を持つ研究者で、ニュージーランドおよび南太平洋でエコロジストとして活動した後、ワイン造りに転身した経歴の持ち主。彼のビジョンは、モコヒルズのユニークな自然環境を守り育て、将来の世代へ受け継いでいくこと。ラベルデザインはモコヒルズを象徴する動植物のアート作品です。
大地と動植物へのオマージュ、その土地を投影するワイン『モコヒルズ』の味をお得にお楽しみくださいませ!
1.モコヒルズ シャルドネ/¥7,480
2.モコヒルズ ピノノワール/¥7,480
希望小売価格14,960円→特別価格15%オフで12,716円(税込)[送料無料]
1★.Oraterra Martinborough Chardonnay 2023 / オラテラ マーティンボロー シャルドネ
シャルドネの全房を圧搾し、果汁は澱を含んだまま100%フレンチオーク(400L樽、うち10%新樽)へ。天然酵母による発酵の後、一部の樽では澱を攪拌。樽熟成は12か月で自然なマロラクティック発酵を経て全体を調和させました。清澄も濾過も行わず瓶詰め。
▷ラベル
Moko Hillsのワインには、そのワインの特徴を象徴する生物群を表現したアート作品を添えています。シャルドネのラベルには、ニュージーランド固有種のコーファイが描かれています。コーファイに、ヨーロッパミツバチと在来種のハナバチ2種が寄り添っています。これらの蜂はMoko Hillsに生息する多様な植物の受粉に欠かせない存在です。
「Kōwhai(コーファイ)」はマオリ語で「黄色」を意味し、Moko Hillsで最も標高の高いシャルドネ区画(350〜370m)の名前にもなっています。春になると、この区画を見下ろすように咲くコーファイの樹々が、丘を黄金色に染め上げます。午後の日照を抱き込むこの区画は、粘土質土壌と相まってワインに豊かさと奥行きを与え、さらに標高の高さがエレガンスと緊張感を生み出します。
2★Moko Hills Pinot Noir 2021 / モコヒルズ ピノノワール
収穫したピノノワールを3つの発酵槽に分け、100%全房、70%全房、100%除梗という異なる仕込みを実施。天然酵母で発酵を行い、過度な抽出を避けるために非常に穏やかな醸造を心掛けました。果皮とともに23日間醸し、圧搾後は100%古樽のフレンチオークに移し熟成。自然にマロラクティック発酵を経て、全体を調和させました。最終的にそれぞれの仕込みからMoko Hillsの個性を最もよく表す樽を選抜してブレンド。無清澄・無濾過で瓶詰めしました。
▷ラベル
ピノノワールのラベルには「カワラウ・ゲッコー(ヤモリの一種=モコモコ)」が描かれています。Moko Hillsの魂を象徴する生き物です。夏の盛りには、日差しに温められた片岩の上で日光浴をする姿がよく見られます。さらに、Moko Hillsの斜面に自生するジグザグ状の低木「コロキア」も描かれています。春には小さな芳香のある黄色い花を咲かせ、夏の終わりには黄色からオレンジ色の実をつけます。コロキアの実はモコモコにとって貴重な食料であり、その複雑な枝は安全な隠れ場所を提供しているのです。
【Moko Hills / モコヒルズ】
●大地と動植物へのオマージュ
モコヒルズを投影するワイン
「モコヒルズ」はドナルド・ヴァン・デル・ウエストハイゼンがセントラルオタゴのベンディゴで手掛けるワイナリーです。ドナルドはダンスタン湖を見下ろすこの土地に一目惚れ。そのままバンを停めて泊まり込み、岩の下でモコモコ(ヤモリのマオリ語)を見つけ、その日のうちに「モコヒルズ」と名付けたことが始まりです。
家族経営の40ヘクタールのエステートが、土地固有の動植物に囲まれています。石英や片岩の岩肌に、カヌカやコーファイが寄り添うように自生し、蜂が花から花へと飛び交います。樹々の間には、在来の低木やコケ、菌類が複雑に絡み合い、固有種の住処となっています。日差しに温められた岩の上では、モコモコがコケに姿を隠し、枝の間ではピワカワカ(NZの固有鳥・ファンテイル)が軽やかに舞い、昆虫を捕まえています。Moko Hills のワインは、土地そのものへの敬意と畏敬を込めた表現であり、葡萄が育つ大地、そこに息づく植物・動物たちへのオマージュなのです。
▷ドナルド・ヴァン・デル・ウェストハイゼン
ドナルドは、元々は生態系生態学の修士号を持つ研究者。ニュージーランドおよび南太平洋でエコロジストとして活動した後、ワイン造りに転身。オークランド大学で栽培醸造学を学んでディプロマを取得後、セントラル・オタゴ(Mount Difficulty, Valli, Mount Edward)、オレゴン(Brittan Vineyards)、フランス・ブルゴーニュ(Domaine Christian Clerget)で収穫や醸造経験を重ねてきました。
現在はセントラルオタゴのヴィンヤード・マネジメント会社で栽培責任者としての仕事も持ちつつ、Moko Hills の栽培・醸造を統括。彼のビジョンは、Moko Hills のユニークな自然環境を守り育て、将来の世代へ受け継いでいくことです。ドナルドは、ワイン造りを通じて「この土地」とその生き物たちの物語を伝えることを使命と捉えています。現在、ワインは各キュヴェで140ケース以下の少量生産でクオリティを最重要視しています。ラベルデザインはモコヒルズを象徴する動植物のアート作品です。
今後の気候変化にも備えて適地と判断した区画にて、新たにカベルネフラン、シラー、ガメイの栽培にも着手しています。瓶内二次のスパークリングワインも手掛け、熟成期間に入っています。敷地内に醸造所の建設も見据え、一歩ずつ着実な歩みを進めています。また、ワイン造りのみに留まらず、ドナルドは農業と生態系の統合を目指しています。敷地内で野菜、果樹、養鶏、養蜂を展開し、近隣レストランへ卸すなど地域と結びついた食材生産にも取り組んでいます。将来的にトリュフの生産も念頭に、作物多様性を探求中です。
<土地と生態系>
Moko Hillsの畑は、石英や片岩の岩盤と風化により形成された痩せた岩質土壌、赤褐色~オレンジ色のミネラル豊かな粘土層、排水性の良い砂利・川石層、点在するシルトや砂層が複合的に混ざり合っています。これら複雑な土壌構成が、ワインに複層的なミネラル感とストラクチャーをもたらします。また、310 ~ 370 mの標高差が長い成熟期間を実現し、同一ヴィンテージ内にも風味の幅を与えます。
<栽培・醸造>
畑はサスナブルで、手摘み収穫を基本としています。葡萄の成長サイクルや環境ストレスを尊重しつつ最適な成熟を追求します。醸造は極めてソフトなアプローチを基本とし、自然酵母を用い、最小限の介入でワインを造ります。抽出も穏やかに行い、時間と場所、その年の天候変化をそのままボトルに閉じ込めることを大切にしています。清澄や濾過は行わずテロワールの個性を誠実に表現します。







