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2019/04/05 15:23
2019年3月に行ったNZ視察の様子を、サザンクロススタッフの遠山がお届け✈️
ワイナリー訪問の様子や、ぶどう畑やワイン醸造の様子、そして視察中に泊まったホテルなど、色々ご紹介していきたいと思います!
ワインのことはもちろんですが、ニュージーランドの穴場情報や視察中の裏話もお伝えしたいと思っております。
何回かに分けてお届けしたいとお思いますので、よろしくお願いします〜!!
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新商品のオレンジワイン「アンバーピノグリ」 🍷
前回までは、日本出国からネルソン、マプアの宿やレストラン情報をご紹介してきましたが、今回からはやっとワインの話が始まります!
まず最初は、ネルソンで訪ねたグリーンソングスの浩平さん宅での様子をお伝えしたいと思います。
浩平さんとの再会を喜んで、早速新商品のアンバーピノグリと、同じく2018年ヴィンテージのファンキーソーヴィニヨンを試飲させていただきました。
まずは、アンバーピノグリについてご紹介させていただきます。
「Green Songs Atamai Amber Pinot Gris 2018 / グリーンソングス アンバーピノグリ」は2018ビンテージで初登場のオレンジワインです!
通常のピノグリはパープルのラベルなので、そのピノグリがオレンジワインに変化していく様子を表現した、グラデーションで華やかなラベルになっています。
最近日本でもよく目にするオレンジワイン。
通常、白ぶどうで白ワイン作る際、まず白ぶどうを絞ってジュースにしてから発酵させていきます。
黒ぶどうで赤ワインを造る場合は、絞らず果実そのままの状態で、種と皮も一緒に仕込んで発酵させていきます。
そして、白ぶどうを原料に、赤ワインの醸造方法で造られたワインが「オレンジワイン」と呼ばれるものです。
オレンジワインは、白ブドウの種や皮も一緒に仕込むことになるので、皮由来の香りや色味、通常白ワインにはない渋味や複雑味を感じられるワインになります。
アンバーピノグリ、と名付けられたこのグリーンソングスのオレンジワインも、色味は淡いピンク色。
ほんのりと白桃のような上品でさわやかやな香りで、一口飲んでみると、白ワインでも赤ワインでもない、オレンジワイン特有の透明感の中に渋味と複雑味が伴う個性的な味わい。
ですが、とてもピュアできれいな仕上がりなので、オレンジワインをまだ飲んだことがない人に特にお勧めしたい、親しみやすいタイプのオレンジワインに仕上がっているという印象でした。
こちらは有機認証のピノグリを100%使用しているとのこと。
発売は5月下旬頃を予定しているので、発売が開始された際には改めてご紹介させていただきたいと思っております!
2018ビンテージの「ファンキーソーヴィニヨン」 🍷
そして次は、2018ビンテージのファンキーソーヴィニヨン(現在発売中のワインは2017ビンテージ)を試飲。
この"ファンキー"と名付けられたワインは、通常のソーヴィニヨンブラン(緑ラベル)とは、ぶどうも醸造方法も味わいも全く違うワイン。
ほとんど手をかけていない「ワイルドブロック」という畑から収穫されたぶどうを使用。
100%樽発酵、100%マロラクティック発酵、100%樽熟成された、香りや味の複雑味を楽しめるソーヴィニヨンブランです。
そして、今回試飲してきた2018年ビンテージのファンキーソーヴィニヨンブラン、飲んだ瞬間「あ、美味しい!」とみんなで顔を見合わせる素晴らしい味わい!
樽の香りもしっかりありながら、香りも味わいも濃厚な中にグリーンソングスらしいきれいな酸をしっかり感じることのできる、とってもジューシーで奥深い味わいのソーヴィニヨンブランでした。
浩平さん曰く、
収穫に日本人チームも参加(弊社社長の檀原や、美味しいラムチョップが食べられるレストラン「ウルトラチョップ」のスタッフの方も収穫に参加!)したので、収穫時の選果、選粒のクオリティーが上がり、確実に味わいに出ていると思う!過去一番良いファンキーになってるよね!
とのことで、過去ビンテージのファンキーを飲んだことがある人も、まだ未体験な人にも味わってほしい、浩平さんの自慢のファンキーソーヴィニヨンでした!
誰が飲んでもおいしいと素直に楽しんでもらえるようなオレンジワインに、過去最高クオリティーのファンキーソーヴィニヨンブラン。
皆さまにご案内できる日が、今からとても楽しみです!!
さて、今回はニュージーランド、ネルソンの浩平さん宅でのワイン試飲の様子をお伝えしました。
次回は同じくネルソン、ブラッケンブルック訪問の様子をご紹介したいと思います。
引き続き、NZ視察の様子をお楽しみくださいませ〜!
遠山弓