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Novum Pinot Noir New Zealand
ワイナリー名:ノヴム
生産国:ニュージーランド
産地:マールボロ
ヴィンヤード:サザンヴァレー
葡萄品種:ピノノワール100%
ヴィンテージ:2023
アルコール度数:13.5%
容量:750ml
備考:スクリュー
【Tasting Notes & Winemaking】
あまりに勿体無い。この区画の葡萄はノヴムとして別キュヴェにできないだろうか?栽培家としても絶大な信頼を誇るノヴムが保有するヴィンヤードにて、これまで提携ワイナリーへ供給していた秀逸な葡萄を生み出すブロックで思案したウィルとレイチェル夫妻。
スイートスポットにこだわったノヴムのワインはそのままに、このブロックを自分たちの手でワインにしたい。そんな思いから生まれたピノノワールです。
※名称が他のワインと紛らわしいので、次のヴィンテージで変わるかもしれません。ニュージーランドと付いていますが100%マールボロのサザンヴァレー産です。
ニュージーランドでも最も表現力豊かなピノノワールの産地として注目のサザンヴァレー。ここに僅かに存在する重い粘土ローム土壌がピノノワールに望む豊かさをもたらします。樹齢30年以上で高密植のGum Emperor VineyardとSomerset Vineyardの高品質ブロックから、ドライファーミングで生み出される小粒で凝縮感のある果実を収穫。
ピノノワール専用の除梗機を使い、出来る限り全粒の状態を保ちながら醸造プロセスへ。ステンレスタンクにて7日間の低温浸漬ののち、野生酵母での発酵が始まります。発酵終了後もさらに2週間、果皮と共に寝かせてからプレス。新樽25%のフレンチオークで10ヶ月間の樽熟成をおこないました。
このピノノワールは、男性的な味わいと女性的な味わいが絶妙に調和しています。スミレやバラの花びら、野生のブラックベリーのような繊細な香りが広がり、それをより力強いアーシーな風味が支えています。シガーボックスや、レザー、フォレストフロアのようなニュアンスが、細かく絶妙な主張をみせるタンニンを包み込んでいます。この幾重に重なる香りと風味が、ワインの存在感を際立たせています。
【Accolades/受賞履歴】
The Real Review 2024
TOP WINERIES NEW ZEALAND
時を重ねるマールボロで
旧世界の「王道」を極める
『ノヴム』はウィルとレイチェル夫妻による、極少量生産のワイナリーです。旧世界の哲学と技術を礎に、毎年新しい学びを得ながら挑戦を続けています。彼らが用いるのは、所有する秀逸なヴィンヤードの中でも、とりわけ優れた”スイートスポット”(*詳細は後述)の葡萄だけ。畑と品種の個性を尊重したワイン造りを追求しています。
ウィルの父親がマールボロの草創期にあたる1977年に、現在のマールボロを形成する中心地に広大な土地を取得しました。クラウディーベイの最初の葡萄の供給元として栽培に取り組み始め、二代目としてウィルが引き継いだ今でも、40ヘクタールの優良なヴィンヤードを保有し葡萄栽培家としても活躍しています。
▷ウィルの経歴
ウィルが初めてワインを造ったのはなんと11歳のとき。長年クラウディーベイに葡萄を供給している実家はワイナリーのすぐ隣。空き時間はいつもワイナリーで過ごし、ワイン造りに触れてきました。高校卒業後、クラウディーベイのケヴィン・ジャッドの元で経験を積み、その後、カリフォルニアのオー・ボン・クリマでジム・クレンデネン、NZのフロム・ワイナリーでゲオルグ・フロムと、名だたるワインメーカーのもとで修業を重ね、現場でワイン造りを学んできました。ブルゴーニュにも渡り、コント・ラフォンでの研修中にレイチェルと出会います。のちに夫婦となり、家業の葡萄栽培家を引き継ぎながら共にノヴムを創業します。
▷レイチェルの経歴
レイチェルがワインに魅了されたのは、大学在学中にマーティンボローのワイナリーで働いていた時でした。当時、土壌学と地質学を学んでいた彼女は、土壌の違いがワインの味わいに影響を与えることを知り大きな衝撃を受けたのです。卒業後、アデレード大学のワイン醸造・栽培学の大学院へ。科学的な知識を身につける一方、科学だけでは語れないワイン造りの奥深さに引き込まれます。オレゴンに渡りフランス人醸造家ヴェロニク・ドルーアンの元で2年学び、そこから特別な推薦を受けブルゴーニュへ。シャルドネの巨匠ドミニク・ラフォンの元で経験を積みました。学びの全てをNZへ持ち帰り、セレシン、クラウディ・ベイ、フロムでのワイン造りを重ねたのち夫婦でノヴムを創業します。
十分な準備期間を経て、夫婦は栽培家として他ワイナリーに高品質な葡萄を供給する仕事と並行して、「Novum」の創業に取り組みます。旧世界のワインとワイン造り、そして哲学に強く影響を受けた二人は、個性的で樹齢の高いシャルドネとピノノワール、シラーの3品種に絞っての自社醸造に取り組みました。
2016年ヴィンテージがファーストリリース。その品質はMWからも大きな注目を集め、NZ国内販売分はメーリングリストにて案内後、わずか数時間で完売するほどファンを魅了するワイナリーへと成長しています。
▷スイートスポットとは
優良なヴィンヤードの中でも特に秀逸な葡萄を生み出す樹を選別し、そのわずかなスポットの葡萄だけを自身のワイン醸造に使用します。それ以外を(それでも優良な葡萄を)古くから提携するワイナリーへ供給しています。一見、均一に見えるヴィンヤードの葡萄でも、土壌は複雑に入り組み、葡萄樹にも個性があります。そこを厳密に見極める取り組みをしています。





