Item
Oraterra Martinborough Pinot Noir 2023 / オラテラ マーティンボロー ピノノワール
ワイナリー名:オラテラ
生産国:ニュージーランド
産地:ワイララパ
ヴィンヤード:マーティンボロー
葡萄品種:ピノノワール100%
ヴィンテージ:2023
容量:750ml
備考:コルク
●Tasting Notes & Winemaking
新鮮なプラムと桜の花の香りが、このワインの繊細な果実香の中核を成します。ワインとじっくり向き合い、開かせることで、バニラやレザーといった温かみのある香りも感じ取れます。味わいは控えめながらも複雑で、繊細に広がるタンニンが特徴的です。前半は穏やかで開放的な印象ですが、中盤では酸味がワインを内側に引き込み、後半に向けて果実味とオークの風味が重なり合い、余韻へと繋がります。球体感を持つこのワインは簡単にはその秘密を明かさない、興味深い一本です。その複雑さや多層的な魅力を理解するためには、時間をかけてじっくり味わうことが必要です。
すべてのブドウを手摘みで小さなコンテナに収穫し、翌日に冷やした状態で厳しく選果、選粒を行います。すべての果実を除梗してタンクに移して自然発酵をおこないました。時折、手でピジャージュを行い、発酵を均一で健康的な状態に保ちます。この方法でワインに求める柔らかさと親しみやすさを穏やかに抽出しつつ、適度なタンニンのアクセントを加え、どの要素も過度にならないようにしています。
ワインにはそれぞれの“声”があることを尊重し、その声がしっかりと響くように待つことが重要です。発酵タンクでの期間は14〜20日間。その後、ワインをプレスし、300リットルと500リットルのオーク樽に移して12ヶ月間熟成させます。ブレンドの後、無清澄・無濾過のまま瓶詰めされます。7〜10年の瓶熟成で飲み頃を迎え始めます。サーブの適温は18〜20℃
▷ラベル-『Swirling Soft Touch』
ラベルに使用されているアートは、地元のアーティスト、リアン・ウィリアムズによる作品です。ウィルコが持つオラテラ・ピノノワール2023の質感に関する解釈と表現をアートとして描き出した作品です。
【Oraterra / オラテラ】
●感情と魂に響くワインをつくる
『オラテラ(黄金の大地)』は、ウィルコ・ラムを中心とした6人が創業した新たなワイナリー。彼らは元々マーティンボローのカルトワインとして名高い「ドライリバー」を生み出すチームでした。2022年のドライリバー売却を機に、6人がチーム一丸となって自らのワイナリーを創業するという機会を与えられました。この地で長く深く根を張り生活してきた彼らは、マーティンボロー・テラス周辺の歴史ある厳選した2つのヴィンヤードを取得しました。全てのヴィンヤードを有機的に管理し、オラテラとしてのマニフェストに従った栽培醸造をおこなっています。オラテラのアプローチはワインに個性をもたらす混沌と生命力を受け入れること、そして押さえ込むことなく生み出すワインには、驚きや魂、エネルギーを感じることができます。葡萄品種それぞれの固定観念を打ち破り、「型」ではなく「個性」を追い求めることを信条としています。手作業で非常に少量生産のオラテラは、現在はNZ国内の会員向けに割り当て販売され、極少量を海外へと輸出し始めました。
▷Oraterra マニフェスト
Oraterraは、自然・土地・文化との深いつながりから生まれるワインです。私たちは、五つのエレメント(地・空気・水・火・霊)を通して、その哲学を表現しています。
地(EARTH)– 土地と時間の記憶
私たちは土地の「所有者」ではなく、「守り手」です。
深い砂利や川床、長い年月が育んだ地層と向き合いながら、ブドウの根が自然の力を引き出せるよう育てています。
この場所の記憶が、ワインの味わいとして現れます。
空気(AIR)– 生命と魂
私たちのワインには「命」を感じてほしい。
そのために、オーガニックかつバイオダイナミックな農法で、畑と自然のバランスを大切にしています。
人の手を加えすぎず、ワインが本来持つ個性を丁寧に引き出しています。
水(WATER)– 恵みとつながり
水は命を育むだけでなく、つながりを生む存在。
私たちはドライファーミングにこだわり、自然の雨に任せる農法を選んでいます。
自然とのバランスを尊重する姿勢は、地域社会への貢献や文化的尊重にもつながっています。
火(FIRE)– 情熱と変革
私たちの情熱は、飲む人の瞳孔が喜びで開くほど、本当に素晴らしいワインをつくることです。
私たち自身も愛してやまないワイン、共有せずにはいられないワイン、そして人と人を繋げるワインを造ること。
その情熱が、創造性や進化への力になっています。
霊(ÆTHER)– 神秘と本質
「霊」は、ワインに宿る説明しきれない喜びや、自然の予測不能性、そして人間の創造性を象徴しています。
私たちは、既成概念から自由になり、混沌の中から意味を見出し、土地・人・自然との関係を深めることで、何世代にもわたるワイン造りの礎を築こうとしています。
この姿勢こそが、私たちの創造性の核であり、感情と魂に響くワインを生み出す原動力です。
生産国:ニュージーランド
産地:ワイララパ
ヴィンヤード:マーティンボロー
葡萄品種:ピノノワール100%
ヴィンテージ:2023
容量:750ml
備考:コルク
●Tasting Notes & Winemaking
新鮮なプラムと桜の花の香りが、このワインの繊細な果実香の中核を成します。ワインとじっくり向き合い、開かせることで、バニラやレザーといった温かみのある香りも感じ取れます。味わいは控えめながらも複雑で、繊細に広がるタンニンが特徴的です。前半は穏やかで開放的な印象ですが、中盤では酸味がワインを内側に引き込み、後半に向けて果実味とオークの風味が重なり合い、余韻へと繋がります。球体感を持つこのワインは簡単にはその秘密を明かさない、興味深い一本です。その複雑さや多層的な魅力を理解するためには、時間をかけてじっくり味わうことが必要です。
すべてのブドウを手摘みで小さなコンテナに収穫し、翌日に冷やした状態で厳しく選果、選粒を行います。すべての果実を除梗してタンクに移して自然発酵をおこないました。時折、手でピジャージュを行い、発酵を均一で健康的な状態に保ちます。この方法でワインに求める柔らかさと親しみやすさを穏やかに抽出しつつ、適度なタンニンのアクセントを加え、どの要素も過度にならないようにしています。
ワインにはそれぞれの“声”があることを尊重し、その声がしっかりと響くように待つことが重要です。発酵タンクでの期間は14〜20日間。その後、ワインをプレスし、300リットルと500リットルのオーク樽に移して12ヶ月間熟成させます。ブレンドの後、無清澄・無濾過のまま瓶詰めされます。7〜10年の瓶熟成で飲み頃を迎え始めます。サーブの適温は18〜20℃
▷ラベル-『Swirling Soft Touch』
ラベルに使用されているアートは、地元のアーティスト、リアン・ウィリアムズによる作品です。ウィルコが持つオラテラ・ピノノワール2023の質感に関する解釈と表現をアートとして描き出した作品です。
【Oraterra / オラテラ】
●感情と魂に響くワインをつくる
『オラテラ(黄金の大地)』は、ウィルコ・ラムを中心とした6人が創業した新たなワイナリー。彼らは元々マーティンボローのカルトワインとして名高い「ドライリバー」を生み出すチームでした。2022年のドライリバー売却を機に、6人がチーム一丸となって自らのワイナリーを創業するという機会を与えられました。この地で長く深く根を張り生活してきた彼らは、マーティンボロー・テラス周辺の歴史ある厳選した2つのヴィンヤードを取得しました。全てのヴィンヤードを有機的に管理し、オラテラとしてのマニフェストに従った栽培醸造をおこなっています。オラテラのアプローチはワインに個性をもたらす混沌と生命力を受け入れること、そして押さえ込むことなく生み出すワインには、驚きや魂、エネルギーを感じることができます。葡萄品種それぞれの固定観念を打ち破り、「型」ではなく「個性」を追い求めることを信条としています。手作業で非常に少量生産のオラテラは、現在はNZ国内の会員向けに割り当て販売され、極少量を海外へと輸出し始めました。
▷Oraterra マニフェスト
Oraterraは、自然・土地・文化との深いつながりから生まれるワインです。私たちは、五つのエレメント(地・空気・水・火・霊)を通して、その哲学を表現しています。
地(EARTH)– 土地と時間の記憶
私たちは土地の「所有者」ではなく、「守り手」です。
深い砂利や川床、長い年月が育んだ地層と向き合いながら、ブドウの根が自然の力を引き出せるよう育てています。
この場所の記憶が、ワインの味わいとして現れます。
空気(AIR)– 生命と魂
私たちのワインには「命」を感じてほしい。
そのために、オーガニックかつバイオダイナミックな農法で、畑と自然のバランスを大切にしています。
人の手を加えすぎず、ワインが本来持つ個性を丁寧に引き出しています。
水(WATER)– 恵みとつながり
水は命を育むだけでなく、つながりを生む存在。
私たちはドライファーミングにこだわり、自然の雨に任せる農法を選んでいます。
自然とのバランスを尊重する姿勢は、地域社会への貢献や文化的尊重にもつながっています。
火(FIRE)– 情熱と変革
私たちの情熱は、飲む人の瞳孔が喜びで開くほど、本当に素晴らしいワインをつくることです。
私たち自身も愛してやまないワイン、共有せずにはいられないワイン、そして人と人を繋げるワインを造ること。
その情熱が、創造性や進化への力になっています。
霊(ÆTHER)– 神秘と本質
「霊」は、ワインに宿る説明しきれない喜びや、自然の予測不能性、そして人間の創造性を象徴しています。
私たちは、既成概念から自由になり、混沌の中から意味を見出し、土地・人・自然との関係を深めることで、何世代にもわたるワイン造りの礎を築こうとしています。
この姿勢こそが、私たちの創造性の核であり、感情と魂に響くワインを生み出す原動力です。