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Moko Hills Kakano Pinot Noir 2024 / モコヒルズ カカノ ピノノワール
ワイナリー名:モコヒルズ
生産国:ニュージーランド
産地:セントラルオタゴ
ヴィンヤード:ベンディゴ
葡萄品種:ピノノワール100%
ヴィンテージ:2024
アルコール度数:14.0%
容量:750ml
希望小売価格:5,000円
備考:コルク
●Tasting Notes & Winemaking
ピノノワール(Abel主体)を100%全房発酵を天然酵母で行い、過度な抽出を避けるために非常に穏やかな醸造に取り組みました。果皮浸漬は15〜20日間。その後圧搾し、100%古樽のフレンチオークで12か月熟成。自然にマロラクティック発酵を経て、調和を待ちました。無清澄・無濾過で瓶詰め。
▷ラベル-『Kakano – by Moko Hills』
「Kakano」とはマオリ語で「質感」「木や石の木目」「色合い」を意味します。モコヒルズが「土地」と「アイデンティティ」を表すのに対し、Kakanoはその土地を形作る“質感”を表現しています。ラベルデザインはエマ・ホルダー監修で、モコヒルズの質感的要素を映し出すように仕上げています。
【Moko Hills / モコヒルズ】
●大地と動植物へのオマージュ
モコヒルズを投影するワイン
「モコヒルズ」はドナルド・ヴァン・デル・ウエストハイゼンがセントラルオタゴのベンディゴで手掛けるワイナリーです。ドナルドはダンスタン湖を見下ろすこの土地に一目惚れ。そのままバンを停めて泊まり込み、岩の下でモコモコ(ヤモリのマオリ語)を見つけ、その日のうちに「モコヒルズ」と名付けたことが始まりです。
家族経営の40ヘクタールのエステートが、土地固有の動植物に囲まれています。石英や片岩の岩肌に、カヌカやコーファイが寄り添うように自生し、蜂が花から花へと飛び交います。樹々の間には、在来の低木やコケ、菌類が複雑に絡み合い、固有種の住処となっています。日差しに温められた岩の上では、モコモコがコケに姿を隠し、枝の間ではピワカワカ(NZの固有鳥・ファンテイル)が軽やかに舞い、昆虫を捕まえています。Moko Hills のワインは、土地そのものへの敬意と畏敬を込めた表現であり、葡萄が育つ大地、そこに息づく植物・動物たちへのオマージュなのです。
▷ドナルド・ヴァン・デル・ウェストハイゼン
ドナルドは、元々は生態系生態学の修士号を持つ研究者。ニュージーランドおよび南太平洋でエコロジストとして活動した後、ワイン造りに転身。オークランド大学で栽培醸造学を学んでディプロマを取得後、セントラル・オタゴ(Mount Difficulty, Valli, Mount Edward)、オレゴン(Brittan Vineyards)、フランス・ブルゴーニュ(Domaine Christian Clerget)で収穫や醸造経験を重ねてきました。
現在はセントラルオタゴのヴィンヤード・マネジメント会社で栽培責任者としての仕事も持ちつつ、Moko Hills の栽培・醸造を統括。彼のビジョンは、Moko Hills のユニークな自然環境を守り育て、将来の世代へ受け継いでいくことです。ドナルドは、ワイン造りを通じて「この土地」とその生き物たちの物語を伝えることを使命と捉えています。現在、ワインは各キュヴェで140ケース以下の少量生産でクオリティを最重要視しています。ラベルデザインはモコヒルズを象徴する動植物のアート作品です。
今後の気候変化にも備えて適地と判断した区画にて、新たにカベルネフラン、シラー、ガメイの栽培にも着手しています。瓶内二次のスパークリングワインも手掛け、熟成期間に入っています。敷地内に醸造所の建設も見据え、一歩ずつ着実な歩みを進めています。また、ワイン造りのみに留まらず、ドナルドは農業と生態系の統合を目指しています。敷地内で野菜、果樹、養鶏、養蜂を展開し、近隣レストランへ卸すなど地域と結びついた食材生産にも取り組んでいます。将来的にトリュフの生産も念頭に、作物多様性を探求中です。
<土地と生態系>
Moko Hillsの畑は、石英や片岩の岩盤と風化により形成された痩せた岩質土壌、赤褐色~オレンジ色のミネラル豊かな粘土層、排水性の良い砂利・川石層、点在するシルトや砂層が複合的に混ざり合っています。これら複雑な土壌構成が、ワインに複層的なミネラル感とストラクチャーをもたらします。また、310 ~ 370 mの標高差が長い成熟期間を実現し、同一ヴィンテージ内にも風味の幅を与えます。
<栽培・醸造>
畑はサスナブルで、手摘み収穫を基本としています。葡萄の成長サイクルや環境ストレスを尊重しつつ最適な成熟を追求します。醸造は極めてソフトなアプローチを基本とし、自然酵母を用い、最小限の介入でワインを造ります。抽出も穏やかに行い、時間と場所、その年の天候変化をそのままボトルに閉じ込めることを大切にしています。清澄や濾過は行わずテロワールの個性を誠実に表現します。
生産国:ニュージーランド
産地:セントラルオタゴ
ヴィンヤード:ベンディゴ
葡萄品種:ピノノワール100%
ヴィンテージ:2024
アルコール度数:14.0%
容量:750ml
希望小売価格:5,000円
備考:コルク
●Tasting Notes & Winemaking
ピノノワール(Abel主体)を100%全房発酵を天然酵母で行い、過度な抽出を避けるために非常に穏やかな醸造に取り組みました。果皮浸漬は15〜20日間。その後圧搾し、100%古樽のフレンチオークで12か月熟成。自然にマロラクティック発酵を経て、調和を待ちました。無清澄・無濾過で瓶詰め。
▷ラベル-『Kakano – by Moko Hills』
「Kakano」とはマオリ語で「質感」「木や石の木目」「色合い」を意味します。モコヒルズが「土地」と「アイデンティティ」を表すのに対し、Kakanoはその土地を形作る“質感”を表現しています。ラベルデザインはエマ・ホルダー監修で、モコヒルズの質感的要素を映し出すように仕上げています。
【Moko Hills / モコヒルズ】
●大地と動植物へのオマージュ
モコヒルズを投影するワイン
「モコヒルズ」はドナルド・ヴァン・デル・ウエストハイゼンがセントラルオタゴのベンディゴで手掛けるワイナリーです。ドナルドはダンスタン湖を見下ろすこの土地に一目惚れ。そのままバンを停めて泊まり込み、岩の下でモコモコ(ヤモリのマオリ語)を見つけ、その日のうちに「モコヒルズ」と名付けたことが始まりです。
家族経営の40ヘクタールのエステートが、土地固有の動植物に囲まれています。石英や片岩の岩肌に、カヌカやコーファイが寄り添うように自生し、蜂が花から花へと飛び交います。樹々の間には、在来の低木やコケ、菌類が複雑に絡み合い、固有種の住処となっています。日差しに温められた岩の上では、モコモコがコケに姿を隠し、枝の間ではピワカワカ(NZの固有鳥・ファンテイル)が軽やかに舞い、昆虫を捕まえています。Moko Hills のワインは、土地そのものへの敬意と畏敬を込めた表現であり、葡萄が育つ大地、そこに息づく植物・動物たちへのオマージュなのです。
▷ドナルド・ヴァン・デル・ウェストハイゼン
ドナルドは、元々は生態系生態学の修士号を持つ研究者。ニュージーランドおよび南太平洋でエコロジストとして活動した後、ワイン造りに転身。オークランド大学で栽培醸造学を学んでディプロマを取得後、セントラル・オタゴ(Mount Difficulty, Valli, Mount Edward)、オレゴン(Brittan Vineyards)、フランス・ブルゴーニュ(Domaine Christian Clerget)で収穫や醸造経験を重ねてきました。
現在はセントラルオタゴのヴィンヤード・マネジメント会社で栽培責任者としての仕事も持ちつつ、Moko Hills の栽培・醸造を統括。彼のビジョンは、Moko Hills のユニークな自然環境を守り育て、将来の世代へ受け継いでいくことです。ドナルドは、ワイン造りを通じて「この土地」とその生き物たちの物語を伝えることを使命と捉えています。現在、ワインは各キュヴェで140ケース以下の少量生産でクオリティを最重要視しています。ラベルデザインはモコヒルズを象徴する動植物のアート作品です。
今後の気候変化にも備えて適地と判断した区画にて、新たにカベルネフラン、シラー、ガメイの栽培にも着手しています。瓶内二次のスパークリングワインも手掛け、熟成期間に入っています。敷地内に醸造所の建設も見据え、一歩ずつ着実な歩みを進めています。また、ワイン造りのみに留まらず、ドナルドは農業と生態系の統合を目指しています。敷地内で野菜、果樹、養鶏、養蜂を展開し、近隣レストランへ卸すなど地域と結びついた食材生産にも取り組んでいます。将来的にトリュフの生産も念頭に、作物多様性を探求中です。
<土地と生態系>
Moko Hillsの畑は、石英や片岩の岩盤と風化により形成された痩せた岩質土壌、赤褐色~オレンジ色のミネラル豊かな粘土層、排水性の良い砂利・川石層、点在するシルトや砂層が複合的に混ざり合っています。これら複雑な土壌構成が、ワインに複層的なミネラル感とストラクチャーをもたらします。また、310 ~ 370 mの標高差が長い成熟期間を実現し、同一ヴィンテージ内にも風味の幅を与えます。
<栽培・醸造>
畑はサスナブルで、手摘み収穫を基本としています。葡萄の成長サイクルや環境ストレスを尊重しつつ最適な成熟を追求します。醸造は極めてソフトなアプローチを基本とし、自然酵母を用い、最小限の介入でワインを造ります。抽出も穏やかに行い、時間と場所、その年の天候変化をそのままボトルに閉じ込めることを大切にしています。清澄や濾過は行わずテロワールの個性を誠実に表現します。







