Item
Craft Farm Lyons Vineyard Syrah 2015 / クラフトファーム リオンズヴィンヤード シラー
ワイナリー名:アントマッケンジー
生産国:ニュージーランド
産地:ホークスベイ
ヴィンヤード:リオンズ ヴィンヤード(ブリッジ パ)
葡萄品種:シラー100%
ヴィンテージ:2015
アルコール度数:13.0%
容量:750ml
備考:コルク
●Tasting Notes & Winemaking
濃い赤紫色。ブルーベリーやラズベリー、ダークプラムなどの凝縮した香り。ユリやスミレのようなフローラルさや、スパイス感、オークのニュアンスなどがより一層の複雑味を構成しています。口当たりは非常にシルキーで、しなやかな仕上がり。重量感や濃密さを感じますが、アルコール由来のものでは無く、濃密なジューシーさを表現できる、徹底した収量制限の中で適切な熟度で収穫された葡萄由来のものです。
ホークスベイで最もシラーに最適と考えられるブリッジパ・トライアングルに位置するリオンズヴィンヤード。ここでは希少な北向きのなだらかな斜面にある、0.4haの畑から1200本造られるクラフトファームのシラーです。2種類の土壌で構成されており、共に砂質だが下層が砂利の区画と石灰岩の区画からなります。
手詰みで収穫後に30%は全房、残りは除梗して開放発酵層へ。1週間ヴィンヤードに自生する酵母で一次発酵を行います。発酵後の若いワインをプレスして、すぐにマロラクティック発酵と熟成の為に樽に移します。樽は全てフレンチオークを使用し、50%が新樽です。全ての澱と共に14ヶ月間、亜硫酸の添加はせずに熟成させます。ボトリング前に必要最低限の亜硫酸を加え、無濾過無清澄で仕上げました。コルクにより瓶詰めで、熟成による味わいのさらなる変化を楽しんで頂けます。
Analysis
Residual Sugar: 1.0g/L
pH : 3.70
TA : 6.20g/L
Total Sulphur Dioxide : 50mg/L
【Ant Mackenzie / アントマッケンジー】
●ナシュラルな手法と自由な発想でホークスベイの可能性を拓くマエストロ
『アントマッケンジーワインズ』はアントにより2013年に設立されました。26年を超える長いワイン造りはアントに多くの理論と研鑽をもたらしましたが、アントは残りの人生を賭け新たなスタイルにチャレンジします。これまでの大衆が喜ぶワイン造りを離れ、よりナチュラルな手法と自由な発想で、チャレンジングな個性をワインに与えるべく、既存の栽培学と醸造学の枠を超えてワイン造りに取り組んでいます。
1970年、ニュージーランド生まれのアントはリンカーン大学で栽培と醸造を学んだ後、マールボロのフラミンガムにてワインメーカーとなります。その後、スパイバレー、マッドハウスのチーフワインメーカーを歴任し、2009年にカルトワインとして名高い「ドライリバー」のチーフワインメーカーに就任します。同時にテアワ、キッドナッパークリフスの名だたるワイナリーのゼネラルマネージャー兼チーフワインメーカーも務めました。現在はドライリバーとテアワのコンサルティングワインメーカーも務めつつ、醸造学校の講師としても活躍し若手ワインメーカーの育成にも取り組んでいます。
多くのパマス(軽石)を土壌に含む、河川に隣接する白葡萄の栽培に最適であると考えた土地に自宅を所有し、2010年にその敷地内に2haのヴィンヤードとして植樹を開始。オーガニック栽培(現在ビオグロ認証の申請中)をベースに、hands off(不干渉主義)の栽培に取り組んでいます。
黒葡萄に関してはアントがシラーにベストであると考える、ブリッジ・パ・トライアングルに位置するLyons Vineyardを主軸に使用。ホークスベイでは貴重な北向きのなだらかな斜面で表層がシルト、下層に元河川であったことを裏付ける小石まじりの水はけの良い土壌です。
醸造においてはセイボリー(旨味)を引き出すことを重視しています。各ヴィンヤードの個性をワインにそのまま投影すべくヴィンヤード由来の自然酵母での発酵を中心に行います。テラコッタでの醸造や、ドイツのフーダー樽(1000L)の活用、SO2の使用を極少量に抑えるなど、チャレンジングにワイン造りの幅を広げています。
▷クラフトファーム
クラフトファームのワインは全てシングルヴィンヤードから生まれます。発酵に使用する酵母も全てヴィンヤード由来で、テロワールをそのままワインに投影することを大切にしています。このレンジは飲み手にワインの熟成も楽しんでもらうことを念頭にコルクで瓶詰めしています。スクリューキャップは高機能でエコですが、熟成スピードはかなり遅くなります。亜硫酸の使用も極少量に抑えて、葡萄由来のエネルギッシュなフレーバーと凝縮感をワインに表現しています。
▷セオリー&プラクティス
セオリー&プラクティスはクラフトファームのセカンドワインではありません。アントがこの状態で飲んで欲しいと考えるタイミングで瓶詰めを行っています。
干渉を極力減らした有機栽培は同様に、ヴィンヤードの自然酵母中心の醸造でホークスベイの本質的なテロワールの表現に取り組んでいます。セイボリー(旨味)感と果実由来のエネルギッシュな味わいを存分に引き出した仕上がりです。
ワイナリー紹介動画はこちら↓(YouTubeが開きます)
https://youtu.be/eeaT8-3BYVo
生産国:ニュージーランド
産地:ホークスベイ
ヴィンヤード:リオンズ ヴィンヤード(ブリッジ パ)
葡萄品種:シラー100%
ヴィンテージ:2015
アルコール度数:13.0%
容量:750ml
備考:コルク
●Tasting Notes & Winemaking
濃い赤紫色。ブルーベリーやラズベリー、ダークプラムなどの凝縮した香り。ユリやスミレのようなフローラルさや、スパイス感、オークのニュアンスなどがより一層の複雑味を構成しています。口当たりは非常にシルキーで、しなやかな仕上がり。重量感や濃密さを感じますが、アルコール由来のものでは無く、濃密なジューシーさを表現できる、徹底した収量制限の中で適切な熟度で収穫された葡萄由来のものです。
ホークスベイで最もシラーに最適と考えられるブリッジパ・トライアングルに位置するリオンズヴィンヤード。ここでは希少な北向きのなだらかな斜面にある、0.4haの畑から1200本造られるクラフトファームのシラーです。2種類の土壌で構成されており、共に砂質だが下層が砂利の区画と石灰岩の区画からなります。
手詰みで収穫後に30%は全房、残りは除梗して開放発酵層へ。1週間ヴィンヤードに自生する酵母で一次発酵を行います。発酵後の若いワインをプレスして、すぐにマロラクティック発酵と熟成の為に樽に移します。樽は全てフレンチオークを使用し、50%が新樽です。全ての澱と共に14ヶ月間、亜硫酸の添加はせずに熟成させます。ボトリング前に必要最低限の亜硫酸を加え、無濾過無清澄で仕上げました。コルクにより瓶詰めで、熟成による味わいのさらなる変化を楽しんで頂けます。
Analysis
Residual Sugar: 1.0g/L
pH : 3.70
TA : 6.20g/L
Total Sulphur Dioxide : 50mg/L
【Ant Mackenzie / アントマッケンジー】
●ナシュラルな手法と自由な発想でホークスベイの可能性を拓くマエストロ
『アントマッケンジーワインズ』はアントにより2013年に設立されました。26年を超える長いワイン造りはアントに多くの理論と研鑽をもたらしましたが、アントは残りの人生を賭け新たなスタイルにチャレンジします。これまでの大衆が喜ぶワイン造りを離れ、よりナチュラルな手法と自由な発想で、チャレンジングな個性をワインに与えるべく、既存の栽培学と醸造学の枠を超えてワイン造りに取り組んでいます。
1970年、ニュージーランド生まれのアントはリンカーン大学で栽培と醸造を学んだ後、マールボロのフラミンガムにてワインメーカーとなります。その後、スパイバレー、マッドハウスのチーフワインメーカーを歴任し、2009年にカルトワインとして名高い「ドライリバー」のチーフワインメーカーに就任します。同時にテアワ、キッドナッパークリフスの名だたるワイナリーのゼネラルマネージャー兼チーフワインメーカーも務めました。現在はドライリバーとテアワのコンサルティングワインメーカーも務めつつ、醸造学校の講師としても活躍し若手ワインメーカーの育成にも取り組んでいます。
多くのパマス(軽石)を土壌に含む、河川に隣接する白葡萄の栽培に最適であると考えた土地に自宅を所有し、2010年にその敷地内に2haのヴィンヤードとして植樹を開始。オーガニック栽培(現在ビオグロ認証の申請中)をベースに、hands off(不干渉主義)の栽培に取り組んでいます。
黒葡萄に関してはアントがシラーにベストであると考える、ブリッジ・パ・トライアングルに位置するLyons Vineyardを主軸に使用。ホークスベイでは貴重な北向きのなだらかな斜面で表層がシルト、下層に元河川であったことを裏付ける小石まじりの水はけの良い土壌です。
醸造においてはセイボリー(旨味)を引き出すことを重視しています。各ヴィンヤードの個性をワインにそのまま投影すべくヴィンヤード由来の自然酵母での発酵を中心に行います。テラコッタでの醸造や、ドイツのフーダー樽(1000L)の活用、SO2の使用を極少量に抑えるなど、チャレンジングにワイン造りの幅を広げています。
▷クラフトファーム
クラフトファームのワインは全てシングルヴィンヤードから生まれます。発酵に使用する酵母も全てヴィンヤード由来で、テロワールをそのままワインに投影することを大切にしています。このレンジは飲み手にワインの熟成も楽しんでもらうことを念頭にコルクで瓶詰めしています。スクリューキャップは高機能でエコですが、熟成スピードはかなり遅くなります。亜硫酸の使用も極少量に抑えて、葡萄由来のエネルギッシュなフレーバーと凝縮感をワインに表現しています。
▷セオリー&プラクティス
セオリー&プラクティスはクラフトファームのセカンドワインではありません。アントがこの状態で飲んで欲しいと考えるタイミングで瓶詰めを行っています。
干渉を極力減らした有機栽培は同様に、ヴィンヤードの自然酵母中心の醸造でホークスベイの本質的なテロワールの表現に取り組んでいます。セイボリー(旨味)感と果実由来のエネルギッシュな味わいを存分に引き出した仕上がりです。
ワイナリー紹介動画はこちら↓(YouTubeが開きます)
https://youtu.be/eeaT8-3BYVo
¥ 5,280